東日本大震災から1年

昨日、TVは特番ばかりで各局ほとんどが大震災の内容でした。

当日の映像や今だ復興へむけて、数々の弊害があり進まずに

当時のままの映像などをレポートしていた。

 

忘れない、忘れてはならないという意図があることは、当然理解出来るが、

もっと、その日の迎え方があっても良いのではないか?と感じる。

朝は、孫正義氏が『アジアスーパーグリッド構想』を解説していた番組は、

たいへん興味深い内容であった。

 

また、先週のカンブリア宮殿はホットランド社長が登場

『築地銀だこ』を経営する社長である。

石巻へ本社を移した企業。など

 

記録やレポートも必要だけど、こういう機会をどう活用するのか?

もっと、前向きに語る番組もあっても良いのではと感じる。

 

歌や音楽だけで被災地を元気づける番組や毎日のように仙台の球場で

プロ野球オープン戦をして東北の方々や野球部の子供達を招待するとか、

企業も協賛して直接的、間接的に貢献するとか。

こういうことをするにしても、数々の壁があるのだろうが、それこそ、そういうブレイクスルーをすることがこの機会を活かし、これからを考えることにつながるのでは

と感じる。

 

現地の人から「絆」という言葉に拒否反応、疲弊しているというメッセージも某番組で

語られていた。本音のような気がします。欲求は、

表層的な言葉より、本質的な行動変容を求める段階に来ていると察します。

人の言葉には、力があるが、TPOに応じてその対応方法は違いがあるのではと

考えます。

変化させることが、目的ではないが、すべての内容はより良く『進化』しなければ

意味がないと思います。