Designの続き

大学の講義でキャラクタービジネス論があるが、形容詞を使わずにキャラクター特性を

説明する課題を出すと、これが面白い。文字では、表現できないのである。

 

特に今の「かわいい」という言葉の意味は、その昔と異なる。

ひょう柄を見て「かわいい」

おじいちゃんを見て「かわいい」

変顔しているのを見て「かわいい」

とこんなことである。

 

まだ、ピンク色、ハートのカタチを見てかわいいはわかるが、

ピンク色の「お地蔵さん」でもかわいいとくるからわからなくなる。

 

その世代の感性によって「かわいい」定義は変化、当然、デザインもそれに順ずるのである。

かわいさをデザインするということは、その時代に応じて、

色や形、そして、意味価値とあらゆるデザインクライテリアがの統合が必要である。

 

しかし、一方では、普遍のデザインがある。

その代表は、やっぱりアップルである。

デザインの普遍性は、極めて完成度は高いからである。

それは、カタチとしてのデザインは、もちろんであるが、さらに深い快楽・快適さまでも

デザインされている。アイフォーンやアイパッドの画面の動き(操作した時の感覚)が

気持ちよい。

この感覚は、なぜ、アンドロイド系は出せないのか??

これが、アップルのデザイン思想なのだと思う。

デザインとは、こういうものでなければならない。