笑顔の交換

1ヶ月前ぐらいに父が脳梗塞で倒れ、入院先の病院で会っても息子だとわかっているのかどうかもわからない状態が続く。

ゆくゆくは、こうなるとはわかっていても実際なってみると極めてショッキングである。

リハビリもしているが、思うように改善はされない、維持が精一杯という状況である。

何もしてあげれることは、なく、もどかしい限りである。

でも、時々顔を見たときに笑顔になっているような気もする。

その時は、私だと認識していることが予想できるので、この時ばかりにこちらも『笑顔』を見せてあげることにしている。

 

会話は、出来ないが「伝わる」コミュニケーションが成立していることを望む。

この笑顔の交換こそ、親子でないと意味するところは、わからないものではないだろうか?