懐に入るということ。

もうすでに4月、巷は新入社員で溢れる。

今年は、ロボット掃除機型といわれているらしい。

なんとも時代を捉えたネーミングと関心します。

その意味は、段差があると機能しない。つまり、環境を整えれば、

便利によく働くが、すこし、障壁(段差)があると停止するという意味。

 

最大公約数的なネーミングなのですべての人ではないが、

そういう傾向はあると感じる。

 

一方、誰しもが新人時代そういう傾向があるとも思う。

私自身の時代もそういう傾向がなかったともいえない。

まして、ロボット掃除機もなかった時代だから例えてもそういうタイプとは

言われなかったでしょう。

 

このブログでも書きましたが、新人時代、

苦手な上司とは、紆余曲折ありそれが15年間続いた。

今、考えると良く続いたものです。

ありがたいことに、結構、その上司以外の人に助けられた。

 

でも、15年ぐらい過ぎた頃、ふと自身の意識変化に気づく。

社内では皆が嫌う上司、皆が苦手な上司で有名な人。

だれも必要な時以外は、近寄らない。

コミュニケーションもない、うーん、ふと関心が湧いてきた。

その上司に。一体何が、そうしているのか?

本当に嫌われるに値する人なのか?なぜ、そんな人が取締役になるのか?

 

きっと違う面があるのでは?とどんどん関心が高まったのである。

 

あるときその人の趣味のひとつを知り、そのことで声をかけた。

このときから、人の懐に入る面白さを知った。

 

話題を変える、プライベートへ、どんどんこちらから声をかける。

そして、その趣味の件で休みの日にお会いする約束までした。

それを知った社内の人は、当然、非難する。

「なんで、あの人と休みの日に会うの?あほちゃう??」と。

 

つづきは、次回